今日は曇り空、雨も時々・・・。
さるはいません。
昨夜はマレーシアの方のお宅へオープンハウスにお呼ばれしました。
我が家からは車で20分程度。
osimくんの仕事関係の友人で、他には先日のイギリス人や
韓国・シンガポール・モルディブ・イラン・・・など総勢20名くらい。
出たり入ったり、子供がぞろぞろいたりはっきりした数はわかりません。
リビング・玄関先を開放してご馳走をふるまいます。
そのお宅にもお子さんがいて(3人)、お客様の中に子供を連れてきている方がいました。
いずれもムスリムですが
感心するのは、その子供たちがお客さんに対しじつに丁寧な挨拶をします。
握手の手を握ったまま、自分の額にかざし礼を尽くします。
これは目上の人に対してするちゃんとした挨拶。
遊んでいても、お客様が来るとちゃんと一人ずつそのお辞儀をします。
2歳の子がいましたが、その子も、お父さんに抱かれたまましっかりかわいい手で額に触れたときは感心しました。
親のほうもしっかり挨拶しなさい・・・と毅然とした態度でのぞみます。
しつけ、なんでしょうね。
そしてどんなにたくさんの人がいてもいい加減にすることなく
目上の人を敬う・・・という教えが浸透していると感じました。
家の外回りには飾りの電気がつけられ
ダイニングテーブルには奥さん手作りの美味しい料理がたくさん並んでいます。
部屋の隅には飲み物をおいたコーナーもあり
リビングテーブルには、スナックやフルーツなどが置かれていました。
お料理、美味しかった~♪
蟹でだしをとったスープをかけた麺、卵やはっぱ・チリなどをトッピングしていただきます。
さすがにチリは辛くて食べられなかったけど美味しい。
そしてチキンカレーや(招待してくれた家庭はインド系)
サティ、ミーフンやサラダなど・・・大きな魚もあったな。
みんなの共通語は英語です。
子供たちにマレー語を習いましたが難しい!
小学生くらいになると英語もわかります。
聞けば小学校では英語で行われる授業もあるとか。(さんすう・りか)
モルディブからきたばかりの方もモルディブの言葉と英語が話せたけれど
みな小さいときから英語を勉強するのだと言っていました。
英語が出来なければ、良い仕事に就けない・・・とも。
だからナーサリーの頃から英語しか話せないような環境にどんどん押し込み
教育するそうです。
あなただってまだまだ諦めてはいけない、tryしなさい、とも言われました。
日本でも英語が話せる人は増えていますが
使いこなし度や話せる人の割合は雲泥の差だと思います。
○○さんは英語が話せる・・・なんて聞くと「へぇーーー」と頭が上がらなくなる感覚、ありませんか?
近年は小学校での英語必修化に向けて、まずは日本語をしっかり・・・という声もきかれます。
もちろんそれも正しいと思いますが
生活のために、将来のために英語が絶対必要・・・という国々の教育の仕方とは全く違うように思いました。
大きくなった時には自動的に二国語、あるいはそれ以上を習得するように小さいときからやっているのです。
話すのが当たり前・・・にするのです。
一方でosimくんの仕事仲間では
「日本人はもう少し英語が出来れば・・・」という話をしています。
ネイティブの英語を話すだけで「有利」な場面は数知れずあるようです。
きれいで豊かな日本語を正しく理解して欲しいし
世界でも発言し、力を発揮できる英語力も必要・・・。
これからの若い人たちには両方がんばってほしい。
やはり日本は特殊なのかも知れない。
島国だからか、危機感や世界に目を向けるアンテナが低い・・・?
自国や文化・言葉を誇りに思い、さらに世界に目を向ける。
次の世代に期待します。いや、私自身が今からでも意識すべきかも。
・・・そんなことを考えたオープンハウスでした。