日別アーカイブ: 2009年10月21日

午前4:30、誰かいる!

「!!」
深夜になにかコソっというような物音で目が覚めた。
な・なに・・・?
半覚醒の頭で一生懸命考える。
・・・なにか触った?
・・・osim君のいびき?・・・バイク・・・?
なにかブーンって聞こえたような・・・。
 
暗闇の中で全身ダンボになったように耳を済ませる。
何も聞こえない、気配は・・・?
怖くて目を開けられない。
 
でも、気のせいかも、そうだ、気にしないようにしよう!とウトウトしかけたところに
はっきりと低い羽音のような
「ブーン・・・」
 
!!!なにかいる!完全にブーンっていったよ、今!
ひー、なに?
まさか蛾!?だったら相当大きいよ!
ゴキブリってことはないよね・・・、でもまさか!???
刺したりしないよね・・・?
かたく目を閉じたまま(だって怖いから)、頭の中では散歩中に見かけた巨大カナブンや
リビングの窓にいたお尻のおおきな長いハチやら、セミなどが次々浮かんでくる・・・。
「どうする、私・・・」
 
とにかく身動きせず(近くにいるかも)、でも頭はどんどん覚醒・・・。
意をけっして、枕元においてあった携帯を取って時間を確認、4:30・・・。
そっと携帯の光で辺りを照らしてみる。
・・・何もいない・・・。
(でも、いるんだよ~、ぶーんっていったんだよう)
 
大昔の学生時代に習った「走行性」(虫は光に向かって飛ぶ)なんて言葉が湧き上がって
思わず画面を下にして光が漏れないように携帯を置く。
 
どうしよう、どうしよう・・・。
「なんかいる・・・」小さい声を出してみたものの傍らのosim君は寝息を立てている。
早く朝になってぇ~~~。
 
しばらくするとまた「ぶーん」
体を起こして「臨戦体勢」に入る。
汗をかいている、冷や汗なのかあついのか・・・。
全身レーダー状態。
しばらくその体勢でいたものの、何も起こらないのでそーっと体を横たえる。
「早く朝になってぇ~(泣)」
 
そのうち、遠くのほうでアザーン(イスラムのお祈りの放送?)が聞こえてきた。
よかった・・・、もうじき6時だ。6時になれば目覚ましがなってosim君が起きる・・・
 
と思った瞬間またしても「ぶーん」と今度はかなりの至近距離で!!!
 
「なんかいる!!」
今度はしっかり声に出した。
びっくりして飛び起きたosim君も
「いまなんかコツっていったよね」と。
多分ヤツは私のほうからosim君のほうへ飛行し、osimサイドのどこかに着地した・・・?
 
よくわからないけれど(笑)タオルケットを握り締めベッドの上で固まっている私、
osim君は懐中電灯を点けて部屋の中やベッドの下を点検・・・。
「なにもいないよ・・・、でもコツっていったよね」
私に言わせれば、「こつっ」よりも「ぶーん」の方がよっぽど重大問題なのに彼はブーンを聞いていないらしい。
 
6時近くなって起きる時間も近いので部屋の電気をつけてみた。
ドキドキしながら部屋の中を見回す・・・。何もいない・・・。
でも、いることは確かなのだ!
怖いけれど、そうしていても仕方ないのでちゃんと起床しようと起き上がった。
 
たたんである服を手に取ろうとした時
「!!!いたっ!」
 
やつはベッドのヘッドボードの上に!
 
ちょっとまって!カメラとってくる!
そして撮った写真がこれ↓です。
 
ひぇ~!こ、こんなものが・・・!
ほっとしたような、こわいような・・・なんだかわからない気持ちで
6時過ぎにはもう1日の仕事を終えたようにグッタリしてしまった・・・。
osim君は「さすがマレーシアだなぁ」と感心していたが、
彼は暗闇の中の低い羽音の不気味さを知らない・・・。