土曜日の午後のお出かけは「お墓参り」でした。
こちらですごくお世話になっていた方が突然亡くなったのは2年前・・・。
ずっとご無沙汰していたので、御参りに。
でも、ムスリムのマレーシアの方、作法が全然わかりません。
亡くなった時もお悔やみに行ったのですが
写真もなければ祭壇もなく、どうしたものかと思いました。
イスラムは土葬。墓地にはたくさんのお墓がわりとくっついてきっちりと並んでいます。
イメージした墓石のようなものはなくて、
石の枠の頭と足のほうに小さな墓石のようなものが。
(男性と女性では形が違うそうです)
埋葬された上には花やきれいな葉の植物などが植えられていました。
家族で近くに埋葬されるとかそういうことはないようでした。
一角には小さな子供のお墓だけが集まったところもありました。
さすがに写真を撮るのは憚られたので、拙いメモを・・・。
一緒に行った知人は頭の側にある小さな石のいすに座って、イスラムのお祈りをしていました。
私たちは、日本でするのと同じように手を合わせました。
大事なのは心・・・ですものね。
ただ「水をかける」は同じでした。
osim君は「ラマダン中だから水はどうなんだろう」と心配してましたが
それは関係ないそうです。
お墓参りの後は、同行した知人のお宅に伺いました。
マレー系マレーシア人のムスリム家庭。ごく一般的なご家庭です。
子供は全部で6人!!
訪ねるのは2度目ですが、みんな大きくなっていてビックリしました。
お父さんはとても怖い存在のようで、
夢中でゲームで遊んでいる子もお父さんに何か用事を言いつけられると
文句一つ言わず、すぐに動いて感心しました。
ただ、お母さんは優しいそうで、お父さんが留守の時は子供達が言うことを聞かずお母さんは大苦労しているそうです(笑)。
お宅に着いたのは6時頃。
すぐにお茶とお菓子を出してくれましたが、ラマダン中。
それを口に出来るのは、私たちだけです。
小さな子もいるのに何だか申し訳ないような…。
聞いてみたら、子供達にとってはラマダンはそんなに嬉しくないとか。
(そりゃつらいよなー)
でも、ラマダン終わりのハリラヤはとても楽しみにしているようでした。
この日はせめて…と思って持って行った折り紙であそびました。
日が沈んでご飯。
一家の長であるご主人と私たちはリビングの一角のダイニングで食事、
奥さんや子供達はキッチンの横のテーブルで私たちとは一緒に食べません。
ゲストときっちり分けるんですね~。
osim君が魚嫌いな事を知っているのでチキンの料理を用意してくれました。
チキンとビーフのサテ(串焼き)、チキンカレーとロティジャラン
チリソースチキン、フライドミーフン、ビーフの醤油煮…。
ロティジャラン(?)という網の目のような折りたたんだ麺の様なパン(?)はカレーをつけていただきます。
麺ではなく「鉄板の上にタネを細くたらして焼いた」パンのようなもの、です。
カレーはチキンがゴロゴロたっぷりでした。
サテにはたっぷりのピーナツソースをつけて美味しかったです。
楽しい時間と美味しいご馳走、ありがとうございました。
今日はこれから友人宅へお邪魔します。ご飯会です。
でも、今日は私は作らず食べるだけ~♪